2012年2月29日水曜日

CRRTフォーラム

大阪医療センターの臨床工学技士です。

前回UPした話題にプラスして、2月25日(土)に開催せれましたCRRTフォーラムに当院から1名が参加しました。

参加者からの報告
参加者100名を超える大盛況でした。会場では、国立病院機構南和歌山医療センターの方とお話しすることもでき非常に有意義な時間を過ごせました。 
フォーラムは、 
・「CRRTに求められる血液浄化器の性能とは?」 
・「CRRT開始と終了における臨床的判断とは?」 
血液浄化器の詳細な性能,AKIやCRRTを開始するためのLabデータやバイオマーカーなどなど。とても興味を引く内容で、多くのことを得ることができ、明日からの臨床に活かせていければと思いました。 
また機会があればぜひ参加したいです。
臨床工学技士に関わる学会や講習会は様々ありますが、当院では積極的に参加するようにしています。今後の臨床にフィードバックできることを期待しています。


もしよろしければ、南和歌山医療センターの方のコメントいただければ有難いです。
今後ともよろしくお願いします。


*CRRT:Continuous Renal Replacemet Therapy (持続的腎機能代替療法)
*AKI:Acute. Kidney Injury(急性腎障害)

2012年2月27日月曜日

日本体外循環技術医学会近畿地方会大会

大阪医療センター臨床工学技士です。

先週末は、第31回日本体外循環技術医学会(JaSECT)近畿地方会大会に参加しました。

JaSECT近畿地方会大会(2月25日~26日(26日は市民講座)

25日は、一般演題Ⅰ・Ⅱ,シンポジウム,特別企画,ランチョンセミナーが行われ、人工心肺に関することから補助循環,補助人工心臓まで様々な内容でした。

 明日からの臨床に活かせる内容などあり、なかでも安全対策。

インシデント・アクシデントから学ぶことは多いですよね。1施設で発生したことは、他施設でも発生する可能性があります。様々な情報には敏感に対応しないといけないです。我々、国立病院機構臨床工学技士も施設間の情報を密にして医療安全に取り組んでいかないといけません。

26日は、市民一般公開講座として学生さん等を対象に体外循環に関する機器の実演セミナーを行い、大阪医療センターからも講師として1名が参加しました。

参加者100名を超える大盛況でセミナーは終了しました。

臨床の第一線で活躍されている講師陣の方の指導でしたので、学生さんなど有意義な時間を送れたのではないでしょうか。


2012年2月24日金曜日

実習最終日

大阪医療センター臨床工学技士です。


今日で最終日となった臨床実習生から一言いただきました。

~板さん~  
実習初日は、右も左もわからない状態でしたで心臓血管外科手術に入りました。緊張のあまり肩に力が入っていた僕に臨床工学技士のみなさんに丁寧に指導していただき、人工心肺業務を中心に血液浄化業務など、いろいろな臨床から機器管理業務などを勉強させていただきました。実習を通して学んだことを糧に、これから先に活かせて行きたいです。
~ドミさん~
実習初日から心臓血管外科の手術があり、何もわからないまま実習がスタートしました。時期的に症例数も多く手術や治療予定に合わせて手術,透析,機器管理とウロウロしているうちに、あっという間に6週間が過ぎてしまいました。いろいろなことに疑問や興味のわく臨床実習でした。6週間ありがとうございました。
実習お疲れ様でした。

今回の臨床実習生は恵まれていました。

いろいろな症例や複数の生命維持管理装置が使われている現場を見ることができました。

教科書では教えてくれない臨床のことなど、少しは理解してもらえたんじゃないでしょうか。

臨床実習は、まだまだ通過点に過ぎません。

国家試験、そして更なる先の目標を目指し頑張ってもらいたいです。

普及活動

大阪医療センター臨床工学技士です。

このブログを広く知っていただくために日々活動をしています。

先日は、”臨床工学技士リンク集”に掲載していただきました。

また、”ぐうたら臨床工学技士のしがない日々”にも掲載していただきました。

おかげ様で、アクセス数を伸ばすことができ感謝しています。

また、FacebookやTwitterでの普及活動も同時に行い、全国の臨床工学技士の方にブログのこと等を知っていただきつつあります。

現在この活動に対しては、近畿ブロック(NCVC含む)では数施設約30名の賛同を得られました。

近畿ブロック全施設の臨床工学技士の方に連絡を取れていないのが現状です。

この活動に賛同していただける施設の方が、このブログを見られましたら、

是非ご一報よろしくお願いいたします。  こちらから

東北,九州や中四国のみなさんのように協議会設立を目指しましょう。


2012年2月15日水曜日

原著論文

大阪医療センター臨床工学技士です。

今月発行されました日本アフェレシス学会雑誌(Vol 31 No 1 2012)にて、

当院が中心となり作成しました原著論文が掲載されました。


低フィブリノーゲン血症回避を目的としたVRAD血漿処理量の検討


ウィルス除去療法(VRAD)に興味のある方など血液浄化に携わる方は参考にされてはいかがでしょうか。


※2012/02/16追記
コメントいただきました論文掲載いたしました。
画像データへの変換圧縮しておりますので、文字が読みにくくなっております。


2012年2月12日日曜日

JaSECT近畿地方会大阪地区勉強会

大阪医療センターのとある臨床工学技士です。

現在、大阪医療センター臨床工学技士1名が、

日本体外循環技術医学会(JaSECT)近畿地方会役員をしています。

11日(土)は、

JaSECT近畿地方会大阪地区勉強会が行われ、

会の準備,受講してきました。

内容は、統計学,薬剤の講義。

統計学...

苦手な方も多いと思いますが、事例を踏まえながらの講義で分かりやすかったです。

論文,学会発表していく上で、避けては通れない学問ですね。

少しずつ勉強していかないといけないです。

薬剤については、

2剤ともCEとよく絡むことがある薬剤でした。

作用機序など、再確認できる内容など有意義なものでした。


さて次は、月末のJaSECT近畿地方会です。

2012年2月10日金曜日

臨床実習

こんばんは。

大阪医療センターのとある臨床工学技士です。

今週は、PCPS,IABP,CHDF,ET-Aに通常業務と忙しい1週間でした。


現在、専門学校からの実習生を2名受け入れておりまして、実習生にとっては内容の濃いものだったんじゃないでしょうか。

冬季の実習生は、手術や補助循環,血液浄化件数など、すべてに恵まれています。

残り2週間ほどですが、頑張って実習を終えていただきたいです。



ちなみに、国立病院機構のみなさんで、実習生を受け入れておられる施設は、どの程度あるんでしょうか?

大阪医療センターは、およそ年3回計6名の実習生を受け入れております。

また、大学からの施設見学の受け入れも行っています。

2012年2月8日水曜日

おすすめブログ

今日は、国立病院機構の臨床工学技士に限ってのおススメというわけではありませんが、

私がよく拝見していて、臨床に役に立つHPやブログを紹介したいと思います。

1日の始めは臨床工学に関するHPやブログを見るのが日課になっています。

臨床工学技士リンク集

医薬品医療機器情報提供HP

③ ともにゃんの生態

④ ぐうたら臨床工学技士のしがない日々

⑤ Average CE

⑥ TCE女性部キラキラブログ

⑦ イケナイCE

⑧ すたんど ばい ME

⑨ 近江の臨床工学技士

⑩ 臨床工学技士by田舎ッ子
  

他にも、全国の臨床工学技士さんのブログはたくさんあります。

みなさん、いろいろなブログのファンかもしれません。今回紹介したのは一部です。

紹介したブログは、比較的更新を小まめにされているブログです。

自分の知らない臨床で役立つ内容の記載も多いです。

明日からの臨床に役立てて下さい。


また、このHP,ブログがおススメですっていうものあれば教えていただきたいです。

2012年2月7日火曜日

日本国立病院機構臨床工学技士会

こんばんは。

日本国立病院機構臨床工学技士会

こんな、たいそうな題名つけちゃってすいません。

だけど、将来的には全国的な組織として臨床工学技士(CE)の地位確立や国立病院機構の臨床工学技士だからこそできる活動をできればいいと考えています。

まぁ、まだまだ夢みたいな話ですが。。。

ですが、

日本赤十字社のCEの方々は、すでに全国的な組織を設立されています。

日本赤十字社臨床工学技士会

HPを拝見しますと、様々な活動をされていることが分かります。

中でも、

情報交換掲示板では、

全国から様々な内容の投稿があり、私たちが拝見するだけでも色々な情報を得ることができます。

地方からでも気軽に質問ができ、その回答を全国のCE(著名な方多いです)が色々とアドバイスなどの意見を下さるというとても素晴らしいものになっています。

こんな、全国的な国立病院機構の臨床工学技士会が設立されればいいんですがね。

全国には定員1名という国立病院もあると思います。

会に集まることができない方向けに、TwitterUstreamを活用する活動なんかもできるんじゃないでしょうか。(費用はすごいかも…)

1人1人が意見を出し合い、より良い全国的な国立病院機構臨床工学技士会ができればといいですがね。

そんな風に最近思う、大阪医療センターとあるCEです。

2012年2月6日月曜日

国立病院機構近畿臨床工学技士ブログ

はじめまして。
大阪医療センター臨床工学技士です。

今回、国立病院機構臨床工学技士情報交換の場としてブログを開設しました。

国立病院機構は全国約140もの病院を抱える大きな団体です。

しかしながら、日本赤十字社のような全国的な臨床工学技士団体やHPは存在していません。

今後、国立病院機構における臨床工学技士の病院間のつながりを深めれていければ考えております。

地方組織としては、東北ブロック九州ブロックの方々は情報発信,情報交換の場として、昨年よりブログの開設をされています。

国立病院機構近畿ブロックの臨床工学技士の1人として、このブログを通して様々な情報発信をしていければと考えています。

今後ともよろしくお願いします。

ご賛同いただける、臨床工学技士の方はご一報ください。